ピアカウンセラーの顔とお仕事を知ってもらいたい✨
- 西部・比企地域支援センター
- 8月8日
- 読了時間: 2分
ピアカウンセラー(以降ピア)2人で4か所の病院へご挨拶に行ってきました。
今回は、事業所説明とピア活動の説明を中心にお話しさせていただき、病院の方の考えや状況を教えていただきました。
病院の方から、当事者であるピアの言葉が響くことやピアと交流することで、
当事者になってからの経験や生活の知恵の情報提供などを話題にする中で
退院に向けたキッカケ作りや退院後の生活のイメージ作りに繋がれないだろか。
といった意見を聞かせていただきました。

私自身も、入院中に病院の方からの言葉と入院患者さんからの言葉では、同じ言葉でも「響き」に大きな違いを感じました。
病院の方からは、今までたくさんの患者さんを診てきた経験から前向きになる励ましの言葉を多くもらいましたが、当時の私にとっては「う~ん???…現実味がない…」
フィルターがかかったようなイメージしか持てず、退院に対して漠然とした不安と
恐怖がありました。
中にはズバズバと現実を言葉にしてくれた先生もいて凹むこともありましたが、それもある意味、今後の生活を深く考えるキッカケになったと思います。
同じ入院患者さんは、ケガをした経緯や病状、年齢、今までの人生経験はみんなバラバラで違いますが集まると意気投合して一つ一つ言葉が自分自身にクリアに入ってきた感覚があります。この感覚がピアと関わる時の響きの違いなのかと感じました。
私の場合、退院後は入院したことで外(社会)の世界から一回切り離された感覚があったので、外の世界とまた繋がり人間関係を構築していく不安と面倒くささが第一に頭の中にありました。
その為、ピアとして退院に向けたキッカケ作りだけで終わるのではなく、退院後の不安のサポートも続けて行けたらと思っています。

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