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雨の日の朝顔を見て思ったこと


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ベランダの朝顔が咲き始めました。この日はあいにくの雨。それにもかかわらず空に

向かって、いっぱいに花を広げながら咲いている朝顔を見ていて、思ったことがありま

した。


 一日しか咲くことができないその日が、こんな天気なんて…、と最初は思いましたが、

ぽつぽつと降り出した雨に打たれながらも、花はきれいに咲こうとしているように見え

ました。私だったら「どうせ咲くなら、気持ちよく晴れた日がよかった」「こんな目に

あうなんて、なんて運が悪いんだ」と、落ち込んだり、不満を言ったかもしれません。

天気がどうであろうと、精一杯咲こうとしている朝顔を見ているうちに、「自分はどの

ように生きようとしているのか」と思わされました。


 最近、改めてリカバリーストーリーについて考える機会がありました。「リカバリー」

というと、なにかカッコよく聞こえてしまい、今の自分はこの言葉に違和感というか、

居心地の悪さのようなものを感じてしまいます。「いい話」として、まとめてしまおう

とする自分を見てしまうからかもしれません。この日の朝顔を見ながら、障害や病気を

経験して大変な思いをしたけれど、「自分はどのように生きようとしているのか」という「今の自分のあり方」が問われているのかもしれない、とそう思いました。










 
 
 

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