雨の日の朝顔を見て思ったこと
- 西部・比企地域支援センター
- 6月26日
- 読了時間: 2分

ベランダの朝顔が咲き始めました。この日はあいにくの雨。それにもかかわらず空に
向かって、いっぱいに花を広げながら咲いている朝顔を見ていて、思ったことがありま
した。
一日しか咲くことができないその日が、こんな天気なんて…、と最初は思いましたが、
ぽつぽつと降り出した雨に打たれながらも、花はきれいに咲こうとしているように見え
ました。私だったら「どうせ咲くなら、気持ちよく晴れた日がよかった」「こんな目に
あうなんて、なんて運が悪いんだ」と、落ち込んだり、不満を言ったかもしれません。
天気がどうであろうと、精一杯咲こうとしている朝顔を見ているうちに、「自分はどの
ように生きようとしているのか」と思わされました。
最近、改めてリカバリーストーリーについて考える機会がありました。「リカバリー」
というと、なにかカッコよく聞こえてしまい、今の自分はこの言葉に違和感というか、
居心地の悪さのようなものを感じてしまいます。「いい話」として、まとめてしまおう
とする自分を見てしまうからかもしれません。この日の朝顔を見ながら、障害や病気を
経験して大変な思いをしたけれど、「自分はどのように生きようとしているのか」という「今の自分のあり方」が問われているのかもしれない、とそう思いました。
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